西風の精

ゼフィルス・・・何とステキな呼び名でしょうか。
『西風の精』と言われるだけあって、梢を飛び交う様は、とても綺麗です。
 
特に“光り物”のゼフィルスは格別です。
ただ、羽を開いた様子(開翅と呼んでいます)を画像にするには、
脚立を用意したり、数少ない“見下ろすポイント”を見つけたり、といった準備が必要のようです。
 
とはいえ、下草が露で濡れているような朝には、そのような下草に結構降りていて、
薄日を浴びると、開翅してくれる事が有るようです。
 
前々回、ヒロオビミドリシジミで開翅画像を押さえられなかったので、
今度は、もっと出会える確率の高いハヤシミドリシジミで挑戦です。
 
という事で、兵庫県北部へゼフィルス撮影に赴きました。
 
朝露でビショビショになりながら探していると、ウスイロオナガシジミが現れました。
 
イメージ 1
 
自宅付近でも見られる近縁種のミズイオオナガシジミも共存しています。
大振りな個体が居ました。
翅頂付近がヨレていました。羽化直後の個体のようです。
 
イメージ 2
 
自宅付近でも見られるといえば、アカシジミも現れました。
 
ここのアカシジミはカシワに依存している印象が有ります。
カシワを食するキタアカシジミっぽく、やや色調の淡い個体も居るみたいです。
 
以前に、岡山県北部のカシワを食するアカシジミについて、
キタアカシジミの可能性は?と訊いた事も有りましたが、
比較研究は、まだまだ完結していなかったようです。
 
イメージ 3
 
アカシジミの翅表は、裏より鮮やかなオレンジ色です。
裏面は似ているのに、翅表が水色といったウラミスジ(もう少し小型です)も居りました。
 
イメージ 4
 
この日、幸運にも、3頭が降りてくれました。
でも上の証拠画像程度くらいしか撮れませんでした。
後翅をスリスリしだしたので、開翅を狙っていると、再び樹上へ上がってしまいました。
 
目的のハヤシミドリシジミは沢山居ました。
下草にも結構降りてきましたが、草の間に潜るように止まりました。
撮影には、手前の草が邪魔になります。
何とかましな角度に止まったのが、この個体でした。
 
イメージ 5
 
やがて、開翅するハヤシミドリシジミに出会えました。
 
イメージ 6
 
そう、この金属光沢を表現したかったのです。
 
お約束のタテ位置も(笑)。
 
イメージ 7
 
もう少し近付くと、羽を閉じてしまいました。
 
さらに探していると、もう1頭開翅していました。
こちらの個体はカメラを構えた途端、羽を閉じてしまいました。
 
なかなか思ったような開翅画像は得られないものですね。
またチャレンジしたいと思います。
 
やがて気温も上がってきましたので、キマルリの探索に切り替えました。
 
 
 
 

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